寝汗と病気の関係は案外奥が深い

寝汗は病気が原因で引き起こされる場合があります。病気が原因であれば病院で治療を受けなければならず、そのまま放っておくと大変なことになるかもしれません。病気が原因とはいえ、その他の症状によってその病気が見分けられます。

病気のサインを見分けるためにすること

寝汗で悩んでいる人は、まずは内科で診断を受けます。あまりにもひどいというなら、早急に診断を受けたほうがいいでしょう。睡眠時の汗と同じく、次のような症状も現れたら、これから取り上げる病気の可能性があると考えられます。

汗のほかに、食べても痩せてしまう、動悸や頻脈、いつも暑がっているという人は、バセドウ病の可能性があります。アンモニアのようなにおいがする汗をかいている人は、結核や白血病、肝機能障害の疑いがあります。この症状でべたつく汗なら結核や白血病、あわせて疲れやすい場合は肝機能障害に当てはまります。

汗をかき、それに頭痛や食欲不振、感情が不安定などになれば、自律神経失調症の可能性があります。朝起きたときに関節がこわばったり、だるさに見舞われたりしたときは、関節リウマチの可能性があります。

風邪でもその症状が起こる

寝汗をかくのは、風邪をひいているときでも起こります。風邪は熱や頭痛、せきやくしゃみが症状としてよくあります。

熱が出るのは体内で細菌やウイルスをやっつけるために現れ、汗は熱を冷ますために体の外に出るものです。

風邪であれば、症状が治れば今後は汗をかくことはなく、安心して睡眠をとることができます。

しかし、風と症状が似ていて、それが風邪ではない場合もあり、症状が長く続けば病院で見てもらう必要があります。

睡眠時に出た汗がアンモニアのようなにおいでべたつくものなら、結核の疑いがあります。

結核も風邪と同じような症状があらわれ、風邪だと思ってそのままにしておくと、結核の症状が重症化してしまいます。

更年期障害でも寝汗が出る

更年期障害になっても、この症状があらわれます。のぼせや微熱が続く、手足が震える、感情が不安定になるなどの症状も出たら、更年期障害の疑いがあります。

症状が現れたら婦人科を受診します。ホルモン療法による治療で、症状を和らげていきます。治療のほかに、ストレスをためないようにします。

精神的なところから汗をかくことがあるので、更年期障害でなくても汗で悩んでいる人はストレスをためないようにしましょう。

ストレス以外だと感じたら、病気になっていることも考えられるので、病院に行きましょう。